うちの忍は騒がしい
八百万界には様々な英傑たちが存在する。彼らとともに、悪霊たちと戦い平和を取り戻す戦いを、自分たちは行っている。
一癖も二癖もある彼らだが心強い仲間であって―

「独神ちゃーん、暇だからさあ。構ってよ、ねえー」
「すまない、主殿、話が………貴殿はなにをしているんだ。主殿の背中にひっつくなどお伽番の仕事をなんだと」
「主!うち、これから町に出ようと思ってるんやけど…主も一緒に行かへんー?」
「なあなあ、お頭!ちょっと派手めな技考えたんだけどよ…見てくれよ!なあなあ!!」

次第に喧嘩に発展していく忍たちの声…忍ぶ気のない忍達が最近増えてきた気もするが、彼らも頼れる仲間である。ここぞというときはこう、素早く敵をたお『ガッシャーーーン』す前に、サイゾウが花瓶を倒してしまったようだ。この騒々しさ、彼が来るに違いない。

耳を塞いでそのときを待つ。その瞬間は、すぐに訪れるのであった。

「あなた方……いい加減に、しなさーーーーい!!!」

カァくんの叫び声が八尋殿の隅々にまで響いたのであった。




独神
名前は特にでない。お伽番に多いのはモモチタンバ。
容姿は女体型。日本人女性らしくおっぱいは控えめ。一人称として自分と言っているが、基本的には私とはいっている。